フクダのマニア処弐～純トルはいかが?～

これはマニア・ってんじゃないと思う,


なんっつうか,


フクダは靴好き,

シューズフェチ,



靴の所有数が9足,

パクられたの入れたら11足になるのであーる,


んで、
これはそのパクられた靴の一つのヨタ話,





高校ん時、無い金を頑張って貯めてコンバース買ったのさ,

めっちゃお気に入りでずっと履いとった,



んで一年経って、
結構履き込んだけどこれはこれで良い感じのヤレ具合かもなー,


まぁボロボロやし盗むやつおらんやろ,

って思っとったらパクられた,

高校の下駄箱で、
夕焼けが眩しい日に,




煙草の煙が目にしみるとはこの事を言う,




ってかあんなボロを盗ってどうするんじゃー,

あれか?
嫌がらせか?




ほんまショックで、
その日,部活終了まで部室ん中でまどろむコース,



程よくダラダラしとったら、
誰かがサボり情報を流出したらしく、顧問のハゲの田中が部室に入ってきやがった,

俺はいつものようにアホのハゲを小馬鹿にしつつ、軽い嘘を交えて事情を説明した,

そしたらアイツ、
俺の予備の靴を履いて帰れ・って誇らしげに言い出した,



っつーかなんでハゲは靴のストックを持っとるねん,
それより、
なんで安全靴やねん,


ハゲのシャシャリ具合が妙に腹立たしかったのを今でも鮮明に覚えいる,



結局帰りは、
真冬で足先寒すぎやからハゲに借りた安全靴を履いて帰った,




煙草の煙が目にしみるとはこの事を言う,